GREE Tuning Hackathonを12月5(金)に開催しました!

こんにちは、開発企画室の佐島です。
こちらはAdvent Calendar のエントリーではございません。
2014年12月5日(金)、一回目となる社員限定のTuning Hackathonが開催されましたので、その模様をお伝えするエントリーです。

Tuning Hackathonとは

株式会社ゼロスタート様のチューニガソンやLINE株式会社様のISUCONなどと同じく決められた時間内でWebアプリケーションを高速化させるイベントです。
発案者兼出題者はインフラエンジニアなのですが、インフラ有利にならないようアプリのソースいじるのもアリというルールとなっています。
初開催ではあったのですが、関連会社や他拠点含め20チーム、52名のエントリーがありました!(1チームは3人以内で結成されます)

お題とルール

今回チューニング対象となったお題は、実際に社内で稼働しているlaravel4製のアプリ。
それを運営が用意したEC2上で動作させ、Yslow score(grade)での順位+loadtimeでの順位で競うというものです。
なお、1位と2位には豪華賞品が用意されました!

タイムテーブル

今回のタイムテーブルは以下のような感じです。

時間 内容
13:30 お題の公開とルール説明
13:45 開始
16:30 成績の中間発表
18:30 各チームの成績を非公開に
19:30 終了
20:00 成績発表
21:00 打ち上げ

チューニングに与えられた時間は6時間。
13:30からの開催ということで完全に業務時間中に行われたため、緊急対応や業務上の障害などとも戦わなければならないという過酷な環境でした。

当日の模様

13:30
ハッカソン会場でお題を聞く参加者たち
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他拠点とはビデオチャットで繋ぎます
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13:40
ハッカソン開始
早速EC2へ、と思いきやアカウントの準備が間に合わず。。。
はやる気持ちを抑えvagrant+ansibleイメージの方で動作確認を開始。

床でやる人
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テーブルを準備する人など様々です
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見ての通り、会場の椅子は結構辛い仕様なので
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気がつけば会場はガラガラ(大半の方は自席へ)
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関連会社のポケラボさんは自席へ戻れないのでちゃんとした椅子がある別室をご用意
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せっかく椅子用意したのに。。
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13:50
アカウント準備完了
これでようやく、と思いきや、他チームにインスタンスをいじられる、EC2からベンチマーク結果が送信できない、そもそもインスタンスが作成できない、などなどトラブルが続出。
出題者のエンジニア1名とEC2まわりを準備したエンジニア1名の2人が、15時過ぎまで環境周りの問題と格闘してました。

会場を後にしたチームは、こんなとこや
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こんなとこで作業をしてました(ちなみに副部長2人で結成されたチームです)
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16:30
中間発表の時点でベンチマークが1チームのみ。参加者にも運営にも暗雲が立ちこめます。

18:00
この頃からベンチマーク結果が続々と送信され始めます。

19:00
ここでようやく中間結果の発表、および30分の延長が発表されます。

19:30
他チームの結果が隠され最後の追い込み。
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20:00
終了!お疲れさまでした!
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結果発表

当初はOSを提出して頂き運営側でベンチマークを計測という予定でしたが、運営側がもはやそんなことを言っている状況ではなくなったので最後に送信されたベンチマーク結果をもとに集計することに。
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その結果、第3位はインフラエンジニアで構成された「チームマイナス5500万」、第2位は課金まわりのエンジニアで構成された「チームPayment」そして栄えある第1位はゲーム部門のエンジニアで構成された「チームわかすぎ」でした!
loadtimeでは3位のチームマイナス5500万が他のチームを寄せ付けない圧倒的な強さを見せたものの、今回はあくまでも順位で競う(Yslow score(grade)での順位+loadtimeでの順位)ということだったため、Webアプリのパフォーマンスも丁寧に高めて行ったチームわかすぎが栄冠を手にすることとなりました!

最後に

色々手探りで開催されたTuning Hackathonでしたが、終わってみれば参加者のみなさまの満足度も高く、第2回を希望する声も多数あがってきており、良い結果となりました!
打ち上げ会場では二連覇宣言も飛び出していた模様ですので、次回の開催がますます楽しみです。