2017年 Mini Tech Talk(グリー社内勉強会)

開発企画部の佐島です。

グリーで開催している社内勉強会「Mini Tech Talk」2017年度のラインナップをお届けします。

  • 毎回勉強会が開催された日に情報を更新していきます
  • 本勉強会では基本的に社外からゲストスピーカーをお招きして発表いただいています(社内のエンジニアが発表する機会もあります)
  • これまでのラインナップはこちらよりご覧下さい

Pivotal Greenplumで実現する次世代データ分析基盤のご紹介


12月13日

松下 正之 様(Pivotalジャパン株式会社)

次世代データ分析基盤のための「データレイク・アーキテクチャ」のコンセプトと、そのコア技術であるMPP型データベースの「Pivotal Greenplum」の技術要素と事例について、デモを交えてご紹介致します。

  • キーワード:Greenplum、MPP(並列分散処理)、スケールアウト、ビッグデータ、データレイク
  • 対象者:初級のビッグデータ分析関連のキーワード(HDFS, SPARK, GISデータ)を知っている
    OracleやPostgreSQL等の一般的なDB知識がある

プロジェクトスタート時から充実したバックエンドで支援、ニフクラmobile backend


11月22日

一條 貴彰 様(富士通クラウドテクノロジーズ)

モバイルアプリのプロジェクト立ち上げ時には、サーバー側のバックエンド機能やその人員が不足しがちです。
開発初期において、たとえばフロントエンドエンジニアによるプロトタイプ開発でも、ある程度のバックエンド機能が利用できていると理想的です。
ニフクラ mobile backendは、モバイルアプリに必要なバックエンドをワンパックで提供します。
データベース、ファイルストレージの他、プッシュ通知や位置情報検索機能など、モバイル利用を想定した機能が構築されており、API経由で利用できます。
セットアップ不要、シンプルなAPIでのアクセス、見やすい表形式の管理画面、この3点により、少ない手順でバックエンドの機能をアプリに組み込むことができます。
プロジェクトが大規模化した際も、オンプレや他のサーバーサービスとの併用も行えます。
提供形式はiOSとAndroidネイティブSDKに加え、近年ではUnity向けSDKによるゲーム事例も増加しております。
講演ではゲーム事例とその他のアプリ事例、おすすめの利用スタイルなどを交えながら、活用方法をご紹介いただきました。

  • キーワード:モバイル、ゲーム、ネイティブアプリ、BaaS、バックエンド
  • 対象者:ゲーム、もしくはその他のネイティブアプリ開発のプロジェクト経験が多少ある方。
    バックエンドのお話ですが、どちらかというとフロントエンド開発者に向けた内容になります。
    想定対象者:
    ・新規プロジェクトをこれから担当するプロデューサー、ディレクター、エンジニア
    ・中小規模アプリを担当するフロントエンドエンジニア
    ・若手の皆様

QA for VR(VRコンテンツの品質保証)


11月8日

赤羽根 圭悟 様(ASA QA)

QA概論、QA会社の視点で考える良いVR体験とは、VRに特化したQA業務を数々行ってきた中で実際に出会った事例をいくつかご紹介いただきました。

  • キーワード:VR、QA、品質保証、リスク回避、UX、UI
  • 対象者:VRコンテンツの制作/開発に携わっている方

月間10億回動作するSDKの開発裏話


10月25日

中江 和寛 様(Repro)

様々なアプリ・様々な端末で膨大な回数動作するSDKの開発裏側をご紹介いただきました。

  • キーワード: iOS, Android, SDK, AWS Athena, ObjC, Java, Unity, Cordova, Cocos2d-x
  • 対象者:スマホアプリの開発経験のある方、大規模アプリを運営されたことがある方、SDKやフレームワーク開発経験のある方・興味のある方

PlayCanvasを用いた新しいゲーム・Web開発スタイル


10月11日

津田 良太郎 様(GMOクラウド)

クラウドホスティングされたゲーム開発環境"PlayCanvas"を使った、
新しいゲーム・Web開発スタイルをライブデモ中心にご紹介いただきました。

  • キーワード:HTML5,JavaScript,WebGL,PlayCanvas,ゲーム開発,Web
  • 対象者:1. ゲーム・Web業界に興味のある方
    2. クロスプラットフォームのゲーム開発に興味のある方
    3. VR・WebVR/AR開発に興味のある方
    4. PlayCanvasやWebGL等、新しい技術・流行に興味のある方

えっ?!アマゾンのLumberyardってゲームエンジン無料なの???どこまで出来るの?


9月27日

下田 純也 様(AWS)

開発者の方にもまだまだ詳しく知られていないAmazon Lumberyardですが、AWSとの連携等なかなか興味深いものに仕上がっております。アマゾンらしくお客様を大切に、開発者の方に喜んでいただける機能を軸に強力に開発を進めてきておりますので、それらの機能について今回ご紹介いただきました。

  • キーワード:Amazon, Lumberyard, AWS, GameLift
  • 対象者:UnityもしくはUnreal Engine 4等の
    ゲームエンジンの知識があると理解がより深まります。

ソーシャルゲームのテストを画像ベースの自動化ツールで誰でも簡単に


9月20日

ナウルザリエバ レナタ 様 (TestPlant, Inc.)
玉置 卓也 様、加藤 剛宏 様(丸紅情報システムズ株式会社)

この勉強会では、画像ベースのテスト自動化ツールTestPlant / eggPlant Functionalを用い、iOS・Androidのモバイルゲームのテストを自動化し、取得されたイメージ出力結果から画像類似度ツールを用いたUXベースのガチャ確率検証ソリューション、OCR技術と連携させたゲームシナリオ検証ソリューションをご案内頂きました。

  • キーワード:テスト自動化、iOS、Android、画像類似度、
    シナリオ検証、Selenium、Appium
  • 対象者:特別事前に必要な知識等はございません。
    テスト自動化にご興味の有る方なら何方でも。
    また現在オープンソースやオブジェクトベースのテスト自動化ツールを用い
    開発やテストに取り組まれているエンジニア様


リアルタイムによるモーションキャプチャシステム「CAPTUREROID」の紹介


9月6日

谷口 充大 様 (株式会社テトラ)

ボディだけでなく、指先や表情までリアルタイムにキャプチャする「CAPTUREROID」をご提案いただきました。
VRやリアルタイムコンテンツのみならず、アプリ開発でのアニメーション開発のスピードアップにも期待できる技術です。

  • キーワード:リアルタイム、VR、AR、モーションキャプチャ、CG、アニメーション
  • 対象者:先進技術に興味のある方、アプリでのイベントシーンやアニメーション担当者、
    イベント等の企画担当者(どなたでも事前知識なく理解できるように致します

How Kubernetes works


8月30日

@superbrothers (Kubernetes Meetup Tokyo 主催者)

Cloud Native Computing Foundation (CNCF) に AWS が加入してことで、コンテナオーケストレーションツールのスタンダードになったといわれている Kubernetes について、読み方からアーキテクチャ、アプリケーションを構成する概念まで Kubernetes のいろはに加えて、Kubernetes を構成する各コンポーネントの役割について突っ込んだ内容をご紹介いただきました。
また、 Kubernetes Meetup Tokyo 主催者が Kubernetes を利用して開発を行う際に利用しているツールやトピックを合わせてご紹介いただきました。

  • キーワード:Linux コンテナ、Docker, コンテナオーケストレーションツール,
    Kubernetes, Cloud Native Computing Foundation (CNCF)
  • 対象者:Linux コンテナ、Docker の概要について理解している方

▪「標的型攻撃とかランサムウェアとか色々流行ってるけど、
そんなの本当にあるの?」 → お見せしましょか?(イマココ
〜 ハリウッド仕込みのお洒落 UI を持つ
脅威分析・可視化ツールでみる最近の攻撃いくつか 〜


7月12日

近藤 学 様(パロンゴ)

各種メディアでいろんなインターネットセキュリティのニュースを目にすることが多いと思いますが、ほんとにあるの?なんて思いませんか?また、あったとしてもごく一部運の悪い人がやられてしまったり、なんて考えていませんか?
意外と身近にそういう脅威はあったりするのですが、「見えない」から「イメージしにくい」ですよね。
今回「今そこにある危機」としての最新の攻撃例をちょっとクールな UI を使って可視化していただきました。

  • キーワード:ネットワークセキュリティ、可視化、マルウェア検知
  • 対象者:専門用語が色々出て来ますが都度解説はしますので、
    特にセキュリティに関する知識がなくても大丈夫です.
    ただ、プロトコル名を言われてそれが何かわかるくらいの技術要素は
    合った方がいいかと思いますので、最低限 Internet やネットワークに関する
    技術的背景があるくらいの前提でお願いします。

▪OpenStack Nova-LXDとLivepatchの技術紹介


6月21日

村田信人 様(Canonical)

世の中、ベアメタルサーバーとDocker、KVMだけで割り切れるわけではありません。
古くて新しいコンテナ技術であるLXDを使って、Docker対応できていない従来のワークロードにもコンテナ技術のメリットを導入する方法を紹介して頂きました。
KVMホストやコンテナホストマシンで再起動せずにカーネル脆弱性対応パッチをあてるLivepatchも合わせて取り上げていただきました。

  • キーワード:OpenStack, コンテナ, Ubuntu, Livepatch
  • 対象者:インフラ寄りの方

▪Live2D Cubism3.0&Euclidのご紹介


6月14日

栗原 弥里 様、安藤 博康 様、笹原 正哉 様、
アンディ(Florian Andreas Gantzert)様(Live2D)

4月26日にリリースされた、Live2D Cubism3.0とLive2D Euclidをご紹介いただきました。
Cubismは、原画のタッチや塗りの質感などを保ちつつ、立体的なアニメーションを作成するためのソフトウェアです。
最新版Cubism3の新機能、パーフォマンスとメモリを意識し完全再設計されたSDKについてもお話ししていただきました。
Live2Dのもうひとつの進化形であるEuclidは、2Dデザイナーの作画をありのまま存在させることを世界で初めて実現したソフトウェアで、Euclidの概要からワークフロー、活用方法などもご紹介いただきました。

  • キーワード:Live2D、Live2D Cubism3.0、リアルタイム2Dアニメーション、
    Live2D Euclid、「作画」して生み出す、新次元の3D表現、VR
  • 対象者:Live2Dにご興味のある方 どなたでも




▪モノビットVR最新開発事例のご紹介 vol.2


5月24日

安田 京人 様(株式会社モノビット)

前回のVR制作事例をおさらいしながら、5月19日にバージョンアップする「VR Voice chat」をご紹介いたします。
VRコミュニケーションをモノビットエンジンによって実現する事例を含めて、VRを身近なものへと変えるロードマップもご紹介いたします。

  • キーワード:VR制作、リアルタイム通信
  • 対象者:どなたでも

▪Game Liftについて


5月12日

Rob Oates 様(Amazon Web Services, Inc.)

Amazon GameLift は、セッションベースのマルチプレイヤーゲーム専用のゲームサーバーをデプロイ、運用、スケーリングするためのマネージドサービスです。Amazon GameLiftを使用すると、サーバーインフラストラクチャの管理、キャパシティーのスケールによるレイテンシーとコストの削減、利用可能なゲームセッションへのプレイヤーの適合、分散サービス妨害 (DDoS) 攻撃からの防御が簡単になります。

  • キーワード:ゲームに特化したスケーリング、マッチメイキングサービス
  • 対象者:オンライン、モバイルゲーム開発者、サーバー開発者

▪最新スマートアパレルe-skinを使って新体験アプリ/ゲームを作りませんか?


4月25日

小西 亮平 様、辻 裕樹 様(株式会社Xenoma)

東大発ベンチャーの株式会社Xenomaが開発したスマートアパレル、e-skinについてご紹介いただきました。
14のセンサーを配置したシャツを着るだけで、上半身の動きをトラッキングできます。
カメラは不要です。
驚くべきことに洗濯ができるので汗をかいてもOK、繰り返し使用も可能。
ゲーム、フィットネス/スポーツ、ヘルスケア、ライフログなど幅広い場面を対象とし、
これまでにない新しいアプリ/ゲーム体験を創造することができます。
デベロッパーキット+SDK for Unityを販売提供しており、直ぐに開発も可能です。
今回、e-skinを使ったランニング&アクションゲームのデモを披露していただき、また体験会も行っていただきました。

  • キーワード:スマートアパレル、ウェアラブル、カメラ不要、ゲームコントローラー、VR
  • 対象者:上半身の動きをインプットコントローラーにしたアプリ
    ゲームの企画・開発に興味がある方

▪AI時代の”声TECH”活用サービスは日本で流行るのか?


4月19日

田中 謙二 様(株式会社アイコトバ)

AmazonEchoの登場により注目を集めている音声関連サービス。
音声時代の広告はどうなるか?アイコトバを通じてのビジネスの可能性についてお話ししていただきました。

  • キーワード:音声認識、AmazonEcho
  • 対象者:どなたでも

▪GCP 概要と歴史とGCP Next報告会


3月15日

吉積 礼敏 様(クラウドエース株式会社)

初心者向けのGCP概要とGCPの立ち上げ第一人者として、歴史とこの1年位の盛り上がりを振リかえり、GCPの凄い所をお話しいただきました。
また、GCP Nextでは機械学習系について見聞きした状況をご報告いただきました。

  • キーワード:GCP,機械学習,ビッグデータ
  • 対象者:インフラ関連に興味のある人。技術者の端くれなら誰でもOK。

▪あなたの知らないVisual Studioの機能


3月1日

鵜木 健栄 様(日本マイクロソフト株式会社)

Visual Studioがこの世にでて20年、ゲーム業界のみならずコーディングを要する開発現場では多くの人に愛されています。
Visual Studioというとコードエディット、デバッグのイメージが強いですが今回はあえてみんなが知らないVisual StudioのVisual面での機能をご紹介いただきました。

  • キーワード:Visual!
  • 対象者:これからVisual Studioを触ってみようかなと思っている人

▪AMP対応についていま知らなければならないこと


2月17日

芝 陽一郎 様(株式会社アイスリーデザイン)

AMP (Accelerated Mobile Pages) 徹底攻略ガイド」をベースに、AMP対応の最前線とAMP対応の実務とPWAとの関係をご紹介いただきました。

  • キーワード:Accelerated Mobile Pages, AMP, PWA
  • 対象者:AMP,PWAという単語を聞いたことがある人。HTMLの基本的な知識がある人。

▪アイトラッキングを活用したゲームプレイ分析


2月10日

福田 豪 様(トビー・テクノロジー株式会社)

ゲームプレイ分析は必ずといって良いほどゲームの開発/改良/運営を行う上で必要な行程となっております。従来のゲームプレイ分析ではテスターに対して、プレイ動画の再生、プレイ中の発話や質問などの言語的な改善点の洗い出しが多くどうしても洗い出された点に不確定要素が増えてしまいます。この改善点の精度を上げるために最近ではゲームプレイ分析に生理計測を用いることがあります。生理計測ではアイトラッキング(視線計測)の手法が特に信頼が高い方法と言われています。
今回の講演ではアイトラッキングがどういうものかを説明する他、アイトラッキングを用いた一般的なUX調査やゲームに関するUX調査などを過去例も加えながらご紹介いただきました。

  • キーワード:アイトラッキング(視線計測)、ユーザビリティ、UX、調査、ゲームの画面推移、視線の画面内推移、エスノグラフィ
  • 対象者:初心者~知識ある方まで幅広く。ゲームUXを改善したいと思っている人。

更新情報

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(2017/05/12) 5/12の登壇風景の写真を追加しました
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(2017/03/15) 3/15の登壇風景の写真を追加しました
(2017/03/01) 3/01の登壇風景の写真を追加しました
(2017/02/17) 2/17の登壇風景の写真を追加しました
(2017/02/10) 2/10の登壇風景の写真を追加しました