「Vimテクニックバイブル」を執筆しました
こんにちわ。GREE Platformチームの小見 拓(taku-o)と申します。
このたび、「Vimテクニックバイブル~作業効率をカイゼンする150の技」を執筆いたしましたので、
この場を借りて、紹介させていただきます。
Vimテクニックバイブルは「もう少し文字入力を楽にしたい」「バッファ操作をもっと強化したい」といった、誰しもが抱く要望をちょっとしたテクニックやプラグインの導入で改善する「作業効率の改善に特化した逆引きリファレンス」です。
日本のVim本の出版事情を少し説明すると、これまで日本ではVimエディタの技術書は何冊か出版されてはいますが、その全てがVimエディタの知識の無い方を対象としたものであり、エディタの基礎的部分の説明までしか扱えていなかったために、Vimエディタを既に使いこなしていた場合には、残念ながら満足のいくものはありませんでしたし、Vimの基本を習得した後に読む本がない、という状況が生まれていました。
そこで本書では、普段からVimエディタを利用されている方を想定読者とし、基礎を越えた内容を扱うのに加えて、Unite、neocomplcache、QFixHowm、vimshell、quickrun、zencodingといった最新流行のプラグインまでカバーするようにしたので、Vimエディタを一通り使えるという方から、Vimエディタを使いこなしている方にまで、楽しんでいただける内容に仕上がっているのではないかと思います。
本書の執筆にあたっては、自分一人ではとても書ききれるものではなかったので、Perlのmattn氏、QFixHowm作者のfuenor氏、Unite作者のShougo氏、quickrun作者のthinca氏といった著名なVimエディタの使い手に執筆のご協力をいただいております。
Vimテクニックバイブルは9月中旬発売予定です。ご興味があれば、よろしくお願いいたしします。
- タイトル: Vimテクニックバイブル~作業効率をカイゼンする150の技
- mattn(著), fuenor(著), Shougo(著), thinca(著), 中村茂樹(著), 小見拓(著)
- 384ページ
- 発売時期 9月中旬
- 価格 2980円+税
- 出版社: 技術評論社