PHP Conference 2019で発表したら世界が広がった

エンジニアの樋口です。
グリーグループのリミア株式会社で、住まい・暮らし情報のLIMIA(リミア) というメディアを開発しています。
PHP Conference 2019にセッションスピーカーとして参加しました。
ここでは、会場の雰囲気をレポートします。

前日までの準備

そろそろ発表資料を書かないとと思いつつ、なかなか始められません。
2週間前になったところで、そろそろ書かないとマズイと思い作業時間をカレンダーに登録。
なんとか作業時間を作って、書き上げました。

年月日 出来事
2019/8/20 CfP応募
2019/9/18 スピーカー当選通知
2019/11/18 資料作成開始。各ページのタイトルだけ書いたスライド作成。
2019/11/19 cacooでシステム構成図を作成し、その説明文を書いた。
2019/11/20 その他の章を書き、一旦最後まで書いた。
2019/11/25 発表練習したところ短かったので、サイドストーリーを追加。
2019/11/30 発表練習をして資料を微修正。その後SpeakerDinnerへ。
2019/12/01 当日

前日にはSpeakerDinnerという発表者と運営の皆さんの交流会があり、刺激を受けました。そこで話したことを元にphperkaigiのCfPを書きました。やはり交流することで、アウトプットは加速していきます。

当日発表までの流れ

朝8:30に家を出て、会場の大田区産業プラザに向かいます。1500名が参加するイベントだけあって、会場も大規模です。

開場時刻の9:30到着。もう始まっていました。一部のスタッフの方は6:30に集合したそうです。もう本当に感謝しかない。

しばらくすると、基調講演が始まりました。この後の発表枠だったため、自分の発表会場へ向かいます。

思っていたより豪華な部屋です。主にスポンサーセッションを行う会場だったようです。椅子の数も多く、スカスカになってしまうのではと心配になります。iPadとMacBookで接続確認しました。全く問題なかったため、MacBookは控え室に置いてきました。

発表

立ち見が出るほどの満員御礼状態です。やはりPHPerは、goへの興味関心が強いようです。発表を始めようとしたところ、ディスプレイとの接続がon/offを繰り返します。コネクタを変更したことで落ち着きました。

発表タイトルは、「PHPからgoへの移行で分かったこと」。発表時間が短くなったため説明が駆け足になってしまい、ちょっと分かりづらかったと反省しています。発表資料は、以下のものです。

発表後

PHPシステムの一部を他言語に置き換えているプロジェクトは多数あるようで、有益なフィードバックをいただきました。LIMIAではPHPとgoのMemcache Clientのノード分散ロジックの不一致で苦労しましたが、PHPから他言語への移行に成功している事例の多くは、memcacheに強く依存していないという気づきを得ることができました。開発業務を行なっていると、身近な方や事例にばかり目がいってしまいます。発表を通じて同様のチャレンジを行っている方と情報を共有する事で、世界が広がった気がします。

運営スタッフの皆様への謝辞

発表者と運営スタッフの控え室というものがあります。このブログは、そこで書いています。1500名もの参加者がいて、多数のスポンサーにご支援いただいているイベントです。当然トラブルは多発します。登壇聴講していると気づきませんが、ここにいるとスタッフの方が精力的に対応している姿を拝見することができました。スタッフの皆さん、最高すぎる。

まとめ

  • PHP Conference 2019で発表しました。
  • 多くの方とコミュニケーションさせていただき、世界が広がりました。
  • グリーグループでは、インプットやアウトプットが好きな仲間を募集中です。興味をお持ちの方は、こちらをご確認ください。

次の発表は12月8日、July Tech Festa 2019です。皆様とお会いできることを楽しみにしています。