Unity用BitmapFontRendererを公開します!
こんにちわ。エンジニアの坂本 一樹(@splhack)です。
4月12日/13日、ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン合同会社様によりUnityアプリ開発者を対象としたイベント、「Unity アジア・ブートキャンプ・ツアー:東京」が開催されました。弊社も協賛させていただきました。
この記事では、事例紹介のみ取り上げていただいたのですが、それ以外にも、GREEでのUnityアプリケーション開発環境、Unity in Depthといった内容をしゃべらせていただきました。
この内容についても、いずれこのBlogにて公開していきたいと考えていますが、
まずはセッションでの予告通り、Unity用BitmapFontRendererを公開いたします!
GREEは、社内で使用している様々なソフトウェアコンポーネントをオープン・ソースとして公開していきます。Unity用のコンポーネントとして、今回公開するBitmapFontRendererの他、WebView Plugin、SystemFont Pluginといったコンポーネントの公開を予定しています。
残念ながら、今のところちゃんとしたドキュメントを用意しておりませんが、ソースコードやsample以下を眺めていただければ、なんとなく使い方がわかるのではないかと思います(ドキュメントをpull requestしていただけると大変助かります!)。
unity-bitmapfontrendererは、以下のものが含まれています。
- OS Xで扱えるフォントからテクスチャシートとフォントグリフ情報を生成するコンバータ(tools/fontconv.rb MacRubyスクリプトです)
- 指定された文字列と、上記テクスチャシート+フォントグリフ情報からMeshを生成するソースコード(scripts/bitmapfont_*.cs)
- サンプル(sample Unity3.5.1用プロジェクト。ひょっとしたら開けないかもしれません...)
- unitypackage生成環境(build)
unity-bitmapfontrendererは、以下のような要求を叶えてくれます。もしくは叶えるためのベースのソースコードになります。
- 表示領域に合わせて自動改行してほしい
- 描画結果を元に表示領域に収まるようにスケールかけたい
- 一文字ごとに色変えたい
お楽しみくださいませ。